「祭りの原点は“自然と人の共生”」エドノミーラジオ祭り編 第1回 配信
- On 2025年10月11日
自然の循環の中で、無理なく豊かに暮らす。
江戸時代の知恵に学びながら、現代の社会やビジネスのあり方を問い直す「エドノミーラジオ」。
これまでは、地域やものづくりをテーマに語ってきましたが、今回から新テーマ〈祭り編〉をお届けしていきます。
「祭り」と聞くと、賑やかな掛け声や太鼓の音を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、その根底にあるのは、人と自然が共に生きてきた“祈り”の文化です。
かつて日本の暮らしは、四季折々の恵みに感謝し、恐れを抱きながらも自然と調和する営みの中にありました。
今回のエピソードでは、その“祭りの原点”に立ち返り、私たちが忘れかけている「共生の精神」を見つめ直します。
🔍 今回の見どころ(聞きどころ)
- 伊勢神宮は年間1500回以上の祭りを行っている?
- 神事としての「祭り」の原型を知り、日本人の“祈りの時間”を考える
- 農業と祭りの深い関係
- 田植え祭から新嘗祭まで。米作りと共に育まれた祭りの原点。
- “恐れ”と“感謝”の両立が生む、自然との向き合い方
- 徳島・轟神社の水の祭りに学ぶ、自然と共に生きるための知恵。
- お正月は最も身近な「祭り」?
- 門松や鏡餅に込められた意味とは?暮らしの中に受け継がれた祭りについて。
祭り、つまりは「祀る」ことは、私たちの原点です。
日本人は、自然を“支配するもの”ではなく、“共に生きる存在”として敬ってきました。
雷や雨、水や土、そして食べ物や道具に至るまで、そこにある命の気配を感じ取り、感謝を捧げることで、日々の暮らしを循環の中に置いてきたのです。
現代の私たちは、どれほど自然と向き合い、感謝をしているでしょうか。
祭りとは、ただの行事ではなく、「自分たちが生かされている」ことを思い出す時間。
忘れられつつあるその精神を、もう一度、手の届く場所に取り戻すことができるかもしれません。
エドノミーラジオ祭り編第1回は、「祭りとは何か?」を根源から問い直してみました。
次回は、賑やかな祭りの中に息づく“人が集う力”に迫ります。
🎧番組はこちらから
▶︎ Spotifyで聴く
▶︎ YouTubeで観る
⛰️エドノミー®体験型プログラムのご案内
COS KYOTOでは、このエドノミーラジオでも紹介しているような地域の知恵にふれ、感じ、ビジネスに活かす体験型プログラムの展開しています。
▶︎詳しくはこちら:https://cos-kyoto.com/
🧭エドノミー®とは
Taking Local wisdom to modern society
江戸時代のように、自然の循環の範囲内で無理なく豊かに暮らすため、
地域に眠る知恵を学び、これからの経済や社会に活かすこと。
🎙エドノミーラジオとは
江戸時代の循環の知恵に学び、未来を考えるラジオ番組です。
🔗関連情報
SBHトップページ:https://sbh.or.jp
COS KYOTO:https://cos-kyoto.com
番組の感想や話題はSNSで「#エドノミーラジオ」でぜひシェアを!


0 Comments