「エドノミーが描く循環型社会とは何か」 第5回 配信
- On 2026年8月1日
〜第5回:ワインの「土」を味わう?循環型社会編、ついに完結〜
エドノミーラジオ「循環型社会編」もいよいよ5回目となりました。
これまで積み重ねてきた議論を、具体的な事例とともに深掘ります。
フランスのワイン文化からうかがえる「テロワール」の思想、そして日本の地場に根づく循環モデルまで―
経済の前に自然や文化がある、というシリーズを貫くテーマが、様々な角度から描き出されます。
🔍 今回の見どころ(聞きどころ)
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フランスのワインに学ぶ「テロワール」
- 北林氏がフランスのワイン博物館などを視察した体験
- ワインの美味しさは、土の中の微生物(生物多様性)・太陽・水――自然環境のバランスから生まれる
- ワインを味わうとは「その土地の自然環境や文化風土を味わうこと」。現地ではその事実が分かりやすく伝えられている
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フランスの卵売り場に見る「選ばれる基準」
- スーパーの卵に、飼育環境や餌の種類を示す0〜3の数字表示
- 日本では基準が不明確なため、消費者は価格の安さで判断しがち
- 「風景が思い浮かぶような明確な基準」の提示が、価値に見合った選択を後押しする
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無印良品の「ワケあり品」とオープンファクトリー
- 機能に問題はないのに、見た目のわずかなズレで弾かれる「ワケあり品」
- 厳しすぎる品質基準の見直しには、ものづくりの現場を直接見る体験が鍵
- 背景を知ることが、消費者と作り手の理解と信頼を育てる
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琵琶湖の「すだれ」が体現する究極の循環モデル
- 亀岡の川崎すだれ(京すだれ川崎)は、琵琶湖の葭を使い、25年ごとの補修で100年使える製品を製作
- 葭を毎年刈り取ることで水質浄化と翌年の材料確保を同時に実現
- 自然・関係・文化・経済、4つの資本すべてを太くする超循環モデルとして海外からも評価されている
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AI開発と自然環境の接点――TNFDの視点
- 企業の自然への依存・影響を可視化するTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)
- AI開発やデータセンターも、冷却用の水資源や寒冷地への立地など自然資本に大きく依存
- あらゆる産業が自然や地域と共生する設計が、今求められている
🎧 番組要約
循環型社会とは、経済の前に自然と文化があるという当たり前を、信頼関係の中で取り戻していく道のり。
循環型社会を実現するためには、経済活動だけを優先するのではなく、自然や社会の豊かさを自然体で回していく視点が欠かせません。企業と消費者が正しい基準を共有し、長期的で誠実な関係を築いていくこと。すべての経済活動は、最終的に「信頼」へと収束していきます。その結論をもって、全5回にわたる循環型社会編のシリーズが、静かに締めくくられました。
🎧 番組はこちらから
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