エドノミーラジオ「テロワール編」 第1回配信
- On 2026年8月1日
〜ワインは「土」を味わうもの。土地の価値を読み解く新シリーズ開幕〜
フランスのワイナリーツアーは、土を口に含むことから始まる。
新シリーズ「テロワール編」の第1回は、ワインの世界で育まれた「テロワール」という概念を入り口に、土・気候・生態系・歴史・人の営みが重なり合って生まれる「その土地ならではの価値」を掘り下げます。
ボルドーとリモージュでの体験談から、日本のものづくりと地域の価値再発見へ。エドノミーを一段深める理論編の幕開けです。
🔍 今回の見どころ(聞きどころ)
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リモージュの陶磁器産地で見つけた問い
- 材料が枯渇しつつある磁器の町で交わされた議論
- 「陶磁器産地」ではなく「土地の価値全体」として捉え直す
- 歴史・素材・技術・文化・営みの総体こそがテロワール
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ワインは土地を丸ごと味わうもの
- ボルドーのワインセンターで学んだ「土地を味わう」という思想
- ワイナリーツアーが「土を口に含む」ことから始まる理由
- 味の評価ではなく、土壌・水・気候・風景を身体で受け取る行為
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香りを語る語彙は「文化の厚み」である
- 「使い古したレザーの財布の香り」という表現力
- 香りの言語化能力が、価値を伝える力になる
- 相手の文化に合わせた「翻訳」の必要性
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ワインの味を決める生物多様性
- 土の微生物、虫、それを食べる鳥──生態系全体が味に影響する
- 味は「人間が設計するもの」ではなく「土地の生態系の凝縮」
- 自然の関係性そのものが価値を生むという見方
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山梨ワインと富士山──日本のテロワール再発見
- 海外のワインセンターで山梨ワインと共に映し出された富士山
- 私たちが見過ごしている風景こそ、外から見れば強い価値
- 祭りの掛け声にも宿る、土地の歴史と営み
🎧 番組要約
テロワールとは、単なる「土地」や「土壌」ではありません。土、気候、水、生物多様性、風景、歴史、文化、人々の営みが重なり合って生まれる、その土地ならではの価値の総体です。ワインの味はブドウだけで決まるのではなく、土の中の微生物から食文化までを含めて成立している。
この視点は、陶磁器にも、日本茶にも、祭りにも、そのまま応用できます。
番組では、似た概念であるイタリア語の「テリトリオ」との違いにも触れながら、テロワールを「自然資本を起点に、文化資本・社会資本・経済資本が重なって価値を生む仕組みを示す手がかり」として位置づけます。自然と文化と経済を切り離さずに見る。
まさにエドノミーの核心へつながる新シリーズ、第1回です。
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