地域の技術と想いが紡ぐ「真のサステナビリティ」エドノミーラジオ丹後編ゲスト回(前編)配信
- On 2025年8月29日
今回のエドノミーラジオ丹後編では、丹後・舞鶴地域で活躍する経営者、溝川家具の高杉さんと三葉商事の山下さんを迎え、地域の歴史・文化・産業、そしてそこに根付く「持続可能性」について語り合いました。
特に、2025年大阪・関西万博で発表される「思い出を繋ぐスツール」プロジェクトを通じ、伝統技術と最新の挑戦をかけ合わせた“真のサステナビリティ”のあり方が浮き彫りになっています。
⭐️ ゲスト
高杉 鉄男 氏
- 株式会社 溝川 代表取締役 (家具職人/経営者)
- 昭和35年創業の溝川家具を引き継ぎ、今は公共施設や病院向けの特注家具製作を手がけている。現代の大量生産とは異なる、丁寧な木工の技術に裏打ちされた製品づくりが特徴。
「霧ノ宮神社」の八俣杉を見て受けた影響は深く、「見えない根の大切さ」を家具づくりや組織運営にも反映。木の根のように、“地に根づきながら確かな存在になる”ことを体現している。
- 昭和35年創業の溝川家具を引き継ぎ、今は公共施設や病院向けの特注家具製作を手がけている。現代の大量生産とは異なる、丁寧な木工の技術に裏打ちされた製品づくりが特徴。
山下 正人 氏
- 有限会社 三葉商事 3代目アトツギ / 刺繍加工の次世代
- 昭和41年創業の刺繍工場「三葉商事」の歴史と伝統を受け継ぎ、新たなチャレンジに取り組んでいる。もともとは和装やアパレルのOEMを手掛け、現在は社内での一貫加工と、EC通販による自社ブランドを展開。「刺繍で生地のロスを価値に変える」挑戦を掲げ、単なる装飾に留まらず、刺繍による表現力を日常の雑貨やインテリアへ展開している。
🔍 今回の見どころ(聞きどころ)
- 地域の歴史と精神性
- 古代から技術や文化の玄関口であった丹後・舞鶴。神社や寺院に息づく「二千年以上続く神聖な存在」が、地域の根底にある“持続可能な文化”を示しています。
- 家具職人の哲学
- 高杉さん(溝川家具)が大切にするのは「見えない根っこ」。自然界の木のように、人生はまっすぐ伸びられない、深く根を張ることで豊かに葉が生い茂るという感性が、家具づくりや経営に反映されています。
- 刺繍業の挑戦
- 山下さん(三葉商事)は「刺繍で生地のロスを価値に変える」挑戦を続けています。舞鶴に根付く縫製業の歴史を背景に、多品種少量・ネット直販という新しいビジネスモデルを確立しました。
- 万博「思い出を繋ぐスツール」プロジェクト
- 廃材や残布を素材にしつつも、単なるアップサイクルではなく“思い出”や“愛着”をデザインに落とし込み、長く使い続けられる家具へ。伝統木工と刺繍技術の融合が光ります。
- 「もったいない精神」と愛着の価値
- 真のサステナビリティとは、資源の再利用だけでなく「使う人が誇りと愛着を持ち続けること」。作り手と使い手の共創によって、ものづくりに新しい命が吹き込まれます。
- 未来を考えるフィールドワークの重要性
- 万博でスツールを見るだけでなく、実際に丹後・舞鶴を訪れ、手で触れ足で歩き、地域の“身体知”を体験することが深い理解と新しいビジネスのヒントに繋がると強調されました。
伝統技術とデザインの融合に、アップサイクルという観点が重なった丹後・舞鶴の挑戦は、日本各地の地方都市の未来のモデル地域になるのではないでしょうか。
ゲストのお二人の言葉から、そこに暮らす人々の言葉から“持続可能な社会”のリアルな姿が伝わってきます。
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